こんにちは、サブです。
『沈黙のWebライティング』を読みました。
ブログをはじめとするWebサイトに、たくさんの人に来てもらうためには、「ユーザーにとっての利便性を高める」ことが重要ということでした。
そのために、いくつかの方法の解説がされていましたので、自分なりの解釈を含めて「6つの方法」として整理をします。
ユーザーにとって利便性が高いとは
- 悩みに対して、的確な答えを返している
- 悩みを網羅的に取り上げて、答えを返している
- 素早く答えが分かる
- 見やすい、分かりやすい
- 信頼できる
- 情報が新しい
方法1:あるキーワードに対しての検索意図を把握する

「1.悩みに対して、的確な答えを返している」を満たすために、検索意図を把握することが重要。
「Googleキーワードプランナー」で、関連キーワードを確認
- 該当キーワードで検索する人の意図を、関連キーワードから推測する
Q&Aサイトで、該当キーワードに関連するQ&Aを確認
- 「Yahoo!知恵袋」など
- 質問とベストアンサーから、どのような答えが的確なのかを把握する
- 閲覧数の多い質問から、該当キーワードで興味を持つ人が多い内容を把握する
キュレーションサイトで閲覧数の多い記事を確認
- 閲覧数の多い記事から、該当キーワードで興味を持つ人が多い内容を把握する
Google検索結果の上位10件のページを分析
- 具体的な分析方法はイメージしづらいが、その時点でのGoogleのアルゴリズムのノリが分かると、上位表示のヒントが得られるかも
方法2:比較で何かを目立たせる

「2.悩みを網羅的に取り上げて、答えを返している」を満たしたいが、情報を並べるだけではNG。
記事で伝えたいことを目立たせたい。
- 中立の立場で事実を並べる
- その上で、比較の軸をもって情報を絞って見せる
- これを、ページの上に表示する。事実は下に並べる
方法3:見やすく、分かりやすく、記事を書く

「4.見やすい、分かりやすい」を満たすための方法。
前提として
人の脳は「システム1」と「システム2」の思考がある。
- システム1で、瞬間的に良い悪いをふるい分け(感覚)
- システム2で、冷静に判断(論理)
そのため、それぞれの思考に対して下記を意識する。
- システム1向けに、心理的ハードルを下げられるよう「見やすく」
- システム2向けに、論理をしっかりして「分かりやすく」
見やすく
- 改行と行間をリズムよく
- ひらがなと漢字をバランスよく
- 「この」「その」「あの」を減らして、主語を明確に。途中から読んだ人でも分かるように
- 箇条書きで要点整理
- カテゴライズで整理
- 文章をできるだけ短く
分かりやすく
- 「主張」⇒「理由」⇒「根拠」の順で書く
- 主語と述語を近づける
- 修飾語と被修飾語を近づける
- 修飾語が複数の場合は、短い方の修飾語を被修飾語に近づける
方法4:記事の内容を自分事として捉えてもらう

「5.信頼できる」を満たすために、どんな人が書いた記事なのかを明らかにする。
- 感情表現を入れる
- 自分がどんな人かを紹介する
- 誰に向けて書かれた記事なのかを明らかにする
方法5:ファーストビューに伝えたいことをまとめる

「6.情報が新しい」を満たすために、いつ更新された記事なのかを明らかにする。
- いつ更新された記事なのか
- 誰に向けて書かれた記事なのか
- どんな内容が書かれているかの概要
- どんな内容が書かれているかの俯瞰(目次)
- どんな人が書いた記事なのか
方法6:タイトルでSEO+人の目を引く
- キーワード選定は、テールも含めた全体の検索回数が多いワードか、という観点も持つ
- 自分ごととするために、感情フレーズを頭に付ける
- そのページから得られるメリットを明示する
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